両足踵骨骨折の治療・入院・リハビリ奮闘日記

両足の踵骨(カカトの骨)を骨折してしまった人が治療・入院・リハビリに奮闘する毎日を綴ります。

kobo・・・。

7900円(且つ3000pt付き!)な楽天koboの案内を見て、衝動的に事前予約してしまったんだけど、かなり大事な部分の完成度が低くてちょっと残念な感じだね。

 

WiFi関連がおかしい

設定直後は繋がってるのだけど、しばらく放っておくと省電力のためか自動的に接続を切ってくれるのね。ここまでは良いと思う。しかーし、その後はもう接続してくれません。一旦WiFiの設定を削除して、再設定しないとダメ。ただもちろん再設定してもまた切れたら同じ事象が起こる。

これはいかんでしょう。2ch見たら「設定直後繋がった後にすぐにkoboを再起動すれば大丈夫」とか書いている人もいたけど、私のkobo君はへそを曲げたまま。

 

・PCのデスクトップアプリからkoboへの電子ブック同期が止まる

WiFiがこんな状況だから、デスクトップアプリ側で電子ブックを買ってからkoboにUSB経由で同期すればいいや!と思ってチャレンジ。

電子ブックはもちろん問題なく購入できた。

・・・が、koboに同期しようとしても同期途中で止まってしまう!!

電子ブック買ってもkoboで読めません!!

 

・日本語の書籍数が少なすぎる

240万冊!!みたいな売り方してたので、すごい量だなーと思ってたんだけど、日本の書籍って6万タイトルしかないみたいね・・・。これはこれからに期待だね。

 

・・・と、まぁこんな状況だったので、仕方なくデスクトップアプリで購入してからkoboのWiFi設定をしてすぐ同期。しばらく経ってからまた本を買いたくなったら同じ事の繰り返し。WiFiは毎回設定しなおし。パスフレーズ長いから面倒なんですけど。。。

 

もちろん何事もなく使えている人もいるんだろうから、私の環境が特殊なのかもしれないけれど、各所の評価を見ている限りそうとも言えないのかなと。


楽天さん!ちょっとKindleを意識しすぎて焦りすぎたかな。

 

一般ユーザの反応を見ていて少し面白かったのは、

 「画面の反応が遅すぎます!!!」

 「今時暗いところで読めないなんてあり得ない!!」

とかそう言う評価。

e-ink使ってるから、普通のスマフォやタブレットのような描画や、バックライトは難しい代わりに、とんでもなくバッテリー長持ちするはずなんだけど、これがユーザの評価と言うことだね。

もちろん、これは極々一部のユーザの評価かもしれないけれど、koboのターゲットを想像すると、結構大多数のユーザが同じことを感じたのではないかと思う。

バッテリー長持ちは素晴らしいけれど1、2日くらいバッテリーが持てば、夜帰宅してから充電するような習慣って既にあるわけだし、

暗いところで読めないっていうのも、携帯電話ユーザからすれば非常に違和感がある。

 

たぶんターゲット設定の問題なんだろうけど、

「携帯電話も電話機能くらいであまり使わず、書籍は良く読むユーザ」

であれば、e-inkのメリットがでてくるのかもしれない。

でもこういう人たちって、そもそもデジタルガジェット慣れしてない人が多いと思われ、そんな人たちがkoboを使うだろうか?ということ。

まぁ、新しい市場を切り拓くためには、まずこういう段階を踏む必要があるとは思っているので、この完成度で市場に出してしまったのは少し残念だけど、7980円という戦略的な価格で大量放出した三木谷さんの決断は素晴らしいと思う。

 

電子書籍の業界に身を置いている人からすれば、この3度目の正直的なスタートダッシュのタイミングで躓いてしまったのは悔やまれることだと思うけど、9月に国内で発売予定というKindleに期待だね。

 

あ、koboの悪いところばっかり挙げてしまったけど、

同期の問題さえなければ非常に読みやすくていいですよ。

本を読むくらいなら描画の遅さなんて全く気にならないし。

 

ちなみに、私はIT業界に長年身を置いている割に、本とか仕事の資料とかを読む時は断然「紙派」だったのですが、本は電子書籍でいいかなーと使ってみて思ってきました。

(きっとこういうユーザが段々増えていくんですよね。)

 

koboを酷評してしまいましたが、

楽天も頑張れ!amazonも頑張れ!電子書籍業界頑張れ!