二本吸いたい・・・じゃなくて日本衰退。
日本の子ども人口時計(東北大学経済学研究科吉田研究室)
http://mega.econ.tohoku.ac.jp/Children/
日本の人口推移(ツタグラ)
http://www.bowlgraphics.net/tsutagra/03/
少し前の話だけど、これを見て恐ろしくなった。
人口が減少に転じて、
且つ少子高齢化が急速に進んでいる状態で経済の成長があるわけない。日本と言う国のビジネスモデルを変えない限り、日本は衰退の一途を辿るのではないか。
もしくは、少子化対策をもう少し根本から見直すべきではないか。
少子化対策については色々とアプローチがあるとは思うけれど、
個人的には、育児にかかるコストが一番大きいように思うけどどうだろう。
私は今2人子どもがいるけれど、3人目が欲しくても経済的な理由で生活に余裕がなくなるのは目に見えているので、やはり躊躇してしまう。
そりゃもちろん子どものことだけを考えれば、もっと安い家に引っ越せとか、もう少し質素な生活をしろとかあるとは思うけど、そう言う問題ではないよね。生活レベルを落とすのって結構大変だから。
日本は、将来国を支える人材の採用・育成にもっと投資すべきなんだよ。
企業が新卒の採用活動や研修にお金をかけるのと一緒。
子どもひとりを大学卒業まで育てるのって、何をどこまで費用にいれるかでだいぶ変わるけど、2000万くらいかかったりするのさ。
仮に2000万を単に22年間で月割りすると7.5万。
月に7.5万はかかる計算になる。
そんな中で、こども手当が満額支給されないまま扶養控除だけが廃止。
おかしくないかい?
少子化対策大臣(笑)みたいなものまで作って力を入れてるはずなのに、これはいったいなによ?
政治の世界にはあまり詳しくないけれど、素人目にはどの政策を見ても部分最適化ばかりで、全体最適化ができる人間がいないような感じだよね。
これは、そう言う人間はいるけど、深く根付いた縦割り組織や既得権益を守ろうとする輩が権力を握っていてそれが進まないのか。
補修を繰り返してても埒が明かないほど至る所にガタが来ているので、一旦全てを取り壊して再構築するしかないんじゃないか。