両足踵骨骨折の治療・入院・リハビリ奮闘日記

両足の踵骨(カカトの骨)を骨折してしまった人が治療・入院・リハビリに奮闘する毎日を綴ります。

いじめの悪質化と核家族化、モンスターペアレント。

asahi.comを見に行くと最近よく目に付くので少し読んでみた。

http://www.asahi.com/special/ijime/

 

書いてあることは各個人の体験談として素晴らしいと思うんだけど、

 

こういういじめの難しさって、当の本人にしかその苦しみはわからないところだよね。(実際はわかるんだろうけど、当の本人がわかるはずがないと殻に籠もる)

 

なんか、年々いじめる側も悪質になってきている気がするし、いじめられる側も死を選択する人が多くなってきたのはどうしてだろうか?

 

賛否両論あるどころか、今の世の中でこんなことを書くと確実に避難を浴びそうだけど、原因は核家族化と共働き、少子化(1親あたりの子ども人数の減少)にあると個人的には思っている。

 

小さな社会生活で得られる経験が少なくなっていることや、

甘やかされがちな構造になってしまうことが問題ではないか。

そして”家族の愛情”(not 甘やかし)という子どもに取っては非常に

大切な成長の糧を得る時間の圧倒的な減少。

 

離れて暮らすジジババがたまに会えばご馳走とプレゼント。

子どもがひとりだと対象がひとりしかいないから甘やかしがち。

兄弟がいれば、下の子は放っておかれて強くなる、上の子は下の子の面倒をみる。兄弟げんかもする。

親と子どもが過ごす時間が長ければ、子どもに起きた違和感に気がつきやすい。子どもも相談しやすいかもしれない。

 

この問題ってモンスターペアレントの問題にも通じると思うんだよね。

モンペも正当な理由もなく給食代支払わない人とか、子どもとはあまり関係無い人もいるけれど、多くは「子どもに対する偏った愛情」ではないか。

 

家族という小さな社会の形が崩れてきたことで、

親は子に、子は親にいい顔ばかり見せようとする。

いい顔も悪い顔もすべて見えるのが家族ではないか。

 

なんかまとまりないけど、

誰もみてないブログの単なるつぶやきなので良しとしよう。

 

最後に、冒頭に書いたasahi.comのいじめ特集、

はるな愛が良い言葉を書いてたので紹介しておく。

 

「あなたが思う以上に、あなたの味方は多いのだから」

 

よくいじめ相談とかで、「まず親や先生に相談すれば・・」とあるけど、

個人的にはそれ以前の問題だと思ってる。

実際のところ、いじめられてる人には刺さらないかもしれないけど、

「あなたが思う以上に、あなたの味方は多いのだから」

これで、心の殻に少し穴を開けてあげることができるんじゃないかなと。