はるかぜちゃんといじめと想像力
話題のはるかぜちゃん。
”中の人が誰であれ” twitterの返しはすごいなーと言う程度でみていたんだけど、
asahi.comで連載しているいじめ特集。
http://www.asahi.com/national/update/0816/TKY201208160557.html
「ただ遊んでいるだけなんだよね。自分より弱いおもちゃで。
相手を人間だと思ってたら、いじめなんてできないよね。感情のおもむくままに、醜悪(しゅうあく)なゲームで遊んでいるんだもんね。」(記事より引用)
これすごいな。かなりドキッとするね。
”醜悪な”とかの難しい言葉がどうとかではなくて、「相手を人間だと思ってない」と言うところ。そう。自分もそうだけど、相手が人間だと言うことをふと忘れてしまうことがある。自分と同じように生活があって、友達がいて、親がいて・・・、奥さんや旦那さんがいて、子どもがいて。笑ったり、泣いたり、怒ったり。
なにを当たり前のこと?と思うかもしれないけど、すごく大切なことだと思う。
自分も時々忘れてしまうことがあって、こりゃいかんと、常々意識をするようにしていること。
でさ、Wikipediaを見てたんだけど、
「早泣きが非常に得意であり、「お札を入れても戻してしまう自動販売機の気持ちになって」などという無茶振りを出されても「しわを伸ばして!伸ばして!」などと、泣く事ができる。」(Wikipediaより引用)
って書いてあって、事前に仕込みがあったのかもしれないけど、
そう、Twitterの件も、asahi.comのいじめ記事も、このWikipediaのエピソードも、どれも共通して、「対象物(人)の視点になって想像できる力」がすごいんだ。
ちなみに、後から気がついたけど、上記asahi.comのいじめ記事のサブタイトルって「君、想像したことある?」なんだよね。