深夜電力とオール電化と原発
いやー。。。今まで漠然と、
電気は昼間と夜で使用量に波があるけど、発電所の出力は簡単に変えられないし、蓄電するとコストがかかるので、ピーク時の使用量に合わせて発電を続けなければならない。なので、電力需要が減る深夜は余った電気を安く売っている。
と認識していた。
いや、これ間違っちゃいないんだけど、
原子力発電に限った話だったというのは驚き。
5年前の記事 http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2007/07/post_fc4e.html
最近の記事 http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2012/05/post-4195.html
(ここに限らずいろんなところに情報源あり)
所謂、原子力発電がほとんどなくなった今、深夜に無駄な電力が発生しているわけでもなく、深夜電力を使う類いの電化製品のために石油等を投入して必要な分だけ発電しているということ。
今回電気代の値上げが決まったけれど、まず実態に合わせて深夜電力の値上げをする方が先なんじゃないの?
でもオール電化=安いをあれだけ推進してしまったがために、後戻り出来ないのかね。
もちろん、火力発電所も0~100まで簡単に出力を切替えられるわけではないようなので、ピークシフトは必要だと思うけども、まずは深夜電力の値上げからするのが筋だと思います。
遠回しには、オール電化の自社製品を買わせるために、電気代を安く提供するような感じになるわけで、法律詳しくないけど独禁法とかに引っかからないのかね?